指導員ブログ

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31年間を振り返って

2019/04/30(火) 23:59
31年前、中学3年生だった少年は、昭和の終わりを迎えました。新しい時代が始まるというよりも、1つの時代が終わってしまったという感情が大きかったです。中学卒業が迫っている中で、仲間達と離れてしまう悲しみと被り、寂しい感情が今思い出されます。特にワクワクする気持ちや嬉しい気持ちもありませんでした。思春期の少年そのものでしたね。

そして今日、あの時と同じ時を迎えました。気持ちもあの時と似た感覚です。テレビやラジオではお祭りムードであったり、喜や楽といった方が出ています。後ろ向きなのか、今日まで歩んできた31年間を思い出しています。

冷めてるのでしょうが、全く何も変わることのない気持ちが、今の幸せを表しているのかもしれません。



武道とは

2019/04/29(月) 23:59
日曜日は栃木県で組手交流試合と合同稽古会、月曜日は大会が行われました。栃木県へは大型連休の初日となり、いつもの3倍の時間かかりました。連休中は道路も電車も飛行機もいっぱいです。この10連休での経済効果は2兆円とも3兆円とも言われています。あまり使いすぎないように気を付けて下さい。

本日の大会を見ていて、勝つ事だけに執着して反則をしたり、同感出来ない組手をしている試合も少なくありませんでした。昨日の栃木県でも残念な事がありました。

しっての通り極真空手は「武道」です。では武道とは何か?決まった定義はありません。1つの解説として「技を磨く稽古を通じて、己の人格を形成する」とあります。茶道、華道、書道、柔道、剣道、空手道。これらは全て日本古来のもので武道だと思います。勝ち負け、結果を追求するのではなく、そこに行くまでの過程で己を磨き、心や精神を鍛え上げると言うのが自分の武道精神です。色々な考えがありますので、肯定も否定もあるでしょうが、20年間空手をしてきた今でも自問自答する毎日です。

今日の大会で応援に入った際、「勝ちに行くな、空手をやれ」と言いました。試合で「勝ちに行くな」とはおかしな事を言っていますが、見ている人か共感する戦いをしてもらいたかったのです。勝っても褒められない戦いがあります。負けても見ている人を魅了し、拍手をしてくれる戦いがあります。

自己満足にならず、主観的に物事を見るのでは無く、客観的に物事を見て、遠くから自分を見れるようになって下さい。



【入賞者】第11回関東飛翔空手道選手権大会

準優勝     山本貫太     小5上級

栃木遠征

2019/04/28(日) 22:47
連休の初日4/28は、坂本派栃木道場主催「栃木県組手交流試合」が行われ、6名の道場生が出場しました。試合後、栃木道場との合同稽古会も行われ、大変有意義な遠征となりました。

組手試合では、参加人数の関係で一学年上の階級に出場した選手もいましたが、皆熱い組手を見せて会場を盛り上げてくれました。

今大会は審判育成の為に審判講習会を兼ねて行われました。金町道場生の中高生も審判を勉強しました。審判を行うにあたって大事な事は、選手の気持ちになって、選手の目線で行うことです。選手の気持ちになればある程度先の行動が読めてきます。先を読めば旗を振ったり裁く事も瞬時に行えるものです。また、審判を経験することによって、審判目線で試合を見る事が出来、自分の組手に活かすことが出来ます。

組手試合後に、栃木道場生と金町道場生の合同稽古会を行いました。型講習と組手を行い、1時間半程でしたが充実した稽古を行えました。最後の組手会では、レベルに分けて普段手を合わせることなない人と組手が出来て良い経験になったと思います。

今回、この企画を栃木県本部の古口先生と福富先生で立てて行うことが出来ました。今後もこのような合同稽古会を企画し実行していきます。正直、苦労や手間がかかる事ですが、道場生の為に少しでも力になればという思いで先生方が動いている事を知って頂ければ幸いです。

交通事情が大変悪い中、来てくれてありがとうございました。

選手、道場生の皆さん、一日お疲れ様でした。



基本

2019/04/26(金) 23:59
早い方は明日土曜日から10連休となるようです。道場は4/30~5/2の3日間は通常稽古となり、他の日は大会や強化稽古となります。5/4だけはお休みできそうです。

本日の稽古では、基本をしっかりと行う稽古を行いました。決まった形、決まった動作で技を出す、技を決める事が正しい動きに繋がり、理にかなった力が出ます。応用から入ると、1つの応用しか出来ません。基本をしっかりと身につけておけば、どんな応用にも対応できます。

空手は、組手だけでも、型だけでも、強ければ良いというのもダメだと思います。基本が出来て、移動稽古も型も出来て、組手もミットも出来て、拳立てや腹筋背筋スクワットなどの補強運動も出来、スタミナも体力もあり、柔軟運動も出来て、声も出して、努力をし続けて、何でもある程度の事が出来るのが理想の空手だと思っています。得意な事や、好きな事ばかりやっているのも悪くはありません。弱点や短所がなるべく少ない人が強かったり、その世界で上にいけている人だと思います。

その弱点や短所を自ら認識し、無くしどう補うかが一流と二流の差。



1対1

2019/04/25(木) 23:59
木曜日は、初級クラス、中級クラス、型クラス、組手クラスと色々なクラスがあります。同じくレベルで同じ教え方をしてはいけません。その人にあった、レベルに合わせた接し方をしなければ、一人一人の力は上がりません。1つのクラスに30人いても、1人対30人の接し方ではなく、1対1で接しています。

学校も習い事も、それが大事だと思います。

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