指導員の歴史⑮

投稿日時:2016/05/19(木) 21:47
久しぶりに「指導員の歴史」の続きを書きます。
これは自分(田中亨)の過去の出来事を書いています。

大会で悔し思いをして、本気で空手に打ち込みたいと思って入会した「トレーニングセンターサンプレイ」でもまれて3か月後に出場した空手の大会の話をします。
「東都大会」という大会の一般軽量級に出場しました。

このトレーニングジムでは、極真空手の世界チャンピオンを何人も輩出し、空手に特化したトレーニングを行ないます。
スタミナ、瞬発、パワー、バランス、根性全てが身につきます。
おかげで準決勝まで全く疲れなかったのを覚えています。
不戦勝など運が良かったこともあり決勝戦まで進みました。
このような大きな大会で決勝戦までいったのは初めてでしたが、道場の仲間や色んな人が応援してくれていましたので力になりました。
同じ階級にも関わらず力で押されてしまい、上手く自分の戦いが出来ませんでした。
その中でも「倒してやる」と言う気持ちしかありませんでしたので、下段蹴りを蹴り続け、大技を出しあたりはしましたがなかなか倒れません。
決勝戦までいったのでホッとしたのか途中で気持ちが落ちてしまったのを覚えています。
結果は本戦判定負け。
悔しかったのか、試合が終わって安心したのか涙がとまりませんでした。
初めて手にしたトロフィーが嬉しかったのか、負けて悔しかったのかよくわからない気持ちでした。
この日一番感じたことは、仲間がいて良かったという事です。
わざわざ自分一人の為に会場まで足を運んでくれて、朝から夕方まで応援してくれた道場の先輩、後輩、仲間に感謝しました。

この敗北でさらに空手にのめり込んだ自分は、以前にも増して稽古やトレーニングに打ち込みました。
何か変わっていく自分が楽しくて仕方がなかったんですね。


続く・・・

 

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