気持ち

投稿日時:2023/04/07(金) 00:02
スポーツや武道の競技のほぼ全てと言って良いほど、点数や勝敗を決めるポイントは、目で見て判断するものが殆どです。

いかに上手くやるか、勝つか。

アウトセーフ、1点2点、技ありや一本、失敗成功、大技、何秒、何mなど。

しかし、剣道や空手やフィギュアスケートは気持ちや内面といった目には見えない気持ちや心の部分が判定材料として左右してきます。

剣道では、相手に当てただけだはダメで、心技体が一つの技に伴っていなければ技あり一本は与えられません。

空手の組手も、判定になった時は積極性や気迫といった内面的な強さがポイントととして響いてきます。

型の試合も同じく、気合いの大きさや気持ちが強く入っていなければ、評価が低くなります。

何故ならば、型は組手を想定しているからでもあります。

勝つ為にはどうするか、メダルを取る為にはどうすれば良いか。それを追い求めていると、勝つ為に特化したことしか練習せず、反則まがいの事もしてしまいます。

武道は本来、勝つためとか、相手に勝つためとか競うものではありません。

己を見つめ、自分自身の弱さを知り改め、自己を高め成長させていくものです。

道場の稽古では、一人一人に良いところなおすべきところを伝えています。

本日の型クラスでは、細かい形の部分ではなく精神論を伝えました。

「型は組手です。気迫を持って、気持ちを全面に出してやってみてください」

今日はみんなとても上手な型を打てました。

気持ちが入ると形にもあらわれてくるからです。





葛飾区空手 水元空手 金町空手 極真空手 IBKO

 

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル
パスワード:

ブログテーマ

アーカイブ

指導員ブログ

<< 2024年4月 >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30