伝え方の違い

投稿日時:2021/03/22(月) 23:50
「幼年・少年初級」の子ども達は、綺麗に並ぶことも大変な事です。

言っている言葉を上手く理解出来ない年齢の子も多く、中々思うように動いてくれません。

しかし、これは子ども側の問題ではなく、伝える側が同じ目線に立ってどのように伝えれば理解してもらえるかという事が重要です。

例えば、右のことを「道着のマークが付いている方」と言い換えたり、足を内側に締めてという言葉を「太ももににこうしてタオルを挟むよう」など、言い方を変えたり何かに例えたりしています。

教える事で大事なのは、相手に理解してもらう事。

一つの事に対して、人によっていくつもの言い方を持っていなければなりません。

学校の勉強は答えが一つという問題が多いですが、空手や他のスポーツは答えが決まっていません。むしろ何が答えなのか分からない事もあります。

道場生には決まり事はこうしなければならいと教えますが、技に関しては複数の打ち方や受け方を教えます。

道場としての基本形を伝えないとどのようにして良いか道場生は迷ってしまうので、基礎は教えます。

指導者は常に柔軟で新しいものを受け入れ、一人一人の癖や個性を見抜き伝え方を変えなければいけません。

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