感性を磨く

投稿日時:2020/09/21(月) 22:33
未だ様の鳴き声が聞こえますが、秋の気配が訪れてきました。

花の命と同じように、本格的な秋も短いものです。

だからこそ、「六感」を大いに活用し、深く秋を感じてみたいものです。

人間には五感という器官があります。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。

しかし、私は感性(知覚)という感覚を足して、「六感」があると思っています。

仏教用語で六根(ろっこん)という言葉があります。〈眼、耳、鼻、舌、身、意〉です。

通常、五感はほとんどの人が同じに感じるものです。

例えば、何かを食べた時に辛い、甘いと感じる味覚。

絵を見た時に、黄色や青と感じる視覚。

音を聞いた時に、セミの声、鈴虫の声と感じる聴覚。

しかし、感性というのは人によって感じ方が変わってきます。

甘いものを美味しいと感じる人もいればそうでない人もいて、見た絵を何にも感じない人もいれば素晴らしいと感じる人がいて、虫の声を聞いてうるさいと感じる人がいれば安らぎ美しいと感じる人がいます。

何かを見て、音を聞いて、臭いを嗅いで、舌で味わい、触って、心の奥深くに感じる素晴らしさや美しさを思う感性が人には大切です。

物事の先にある心を、もっともっと感じられる感性というものを磨いていきたいです。



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