指導員の歴史 ④

投稿日時:2015/03/02(月) 22:23
自分が色帯の頃は、審査会の後に必ずトーナメント式の内部試合が行われていました。
橙帯の記憶があまりありませんが、青帯の時の話をします。

審査の後の内部試合で、2回戦あたりが終わって師範と話をしていたら、道着を着た大きな男の人が、
「何か(格闘技)をやっていたんですか?」
と話かけてきました。
もちろん何もやっていませんから「いいえ」と答えましたが、
「センスがありますね。将来強くなりますよ。」
と言われました。

この「大きな男の人」とは、当時坂本派にいた世界大会代表の選手でした。
そんな大先輩に褒められ非常に嬉しかったことを今でも覚えています。

そして、後は決勝戦だけというときに、
「学校の体育館が時間で使えなくなったから屋上で試合するよ」
と言われました。
もちろん言われたとおりに屋上でやるだけです。
ゴツゴツしたコンクリートの上で、もちろん裸足です。
当然、倒れれば危険です。

いよいよ決勝戦が始まりました。
当時は足を使ってトリッキーな戦いをしてましたから、動くたびに足の裏に違和感がありました。
そして足を踏ん張った瞬間、足の裏に激痛が走りました。
見ると足の親指の皮がベロンとはがれ、ピンク色の肉が丸見えになっていました。
そこから後はまともに足がつけず・・・これが理由とは言いませんが、結果は判定負けでした。

後にも先にもコンクリートの上で裸足で組手をやることはありませんでした。
今ではあり得ませんが。

今日は青帯の話でした。
続きはまた今度。




 

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