金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

昨日、日曜日の特別稽古に来ていた道場生が、翌日の今日の稽古にも参加していた人が多くいました。

特に大人の道場生は「筋肉痛です」と言いながらも、淡々と稽古に励んでいました。

日本人は古来から我慢強い人種と言われています。

戦後の国を復興させ、世界に誇る日本という国を作った先人の力は素晴らしいものです。

日本の「道」のつく伝統文化、即ち空手道、柔道、剣道、合気道、相撲道、弓道、茶道、花道、書道などは感情を表に出さず、相手に尽くし、自分自身を見つめ高めていくものです。

どんな時も我慢強い体と精神を持ち、それを維持して日々修行に励んでいます。

これこそサムライ魂であり、日本の心だと思っています。

今日、道場で高校生の道場生が「先生、100km走り切りました。」と言いました。

何かというと、昨年7月～大晦日までに100kmを友達と2人で走り切るという目標を決めたそうです。

途中で友達は離脱してしまいましたが、道場生の子は最後の大晦日に7kmを走り、100kmという目標を達成したのです。

100kmを走った事はもちろん素晴らしい事です。

しかし、それ以上に自分で決めた目標を最後まで続け、達成した事が何よりも素晴らしいかったです。

私は道場生だった頃、師範が決めた稽古をやっていました。

私は強くなりたかったので、さらに苦しい稽古を自分に課していましたが、それでもどこかでセーブできたり、甘えが出たりしていました。

人から与えられた事をやるのはそれだけをやれば良いので集中出来ますし、何よりもありがたい事でした。

空手に限らず、与えられた事でも自ら前向きに全力で取り組んでください。

自分からやろうと思った事は必ずし実になります。

自ら積極的行うこと。