指導員ブログ

一つの事を深く

2023/08/25(金) 23:54
16時~の「幼年・少年初級」クラスに、来てくれた中学生の道場生。

このクラスに来てくれたのは本当に数年ぶりだと思いますが、指導のお手伝いだけに来てくれました。

こういう行動が一番嬉しい事です。

ありがとう。

当道場では、基本稽古(稽古の初めに行う、その場で手技や足技を行う稽古)に意味を持たせて、丁寧に正確に指導しています。

基本稽古に意味を持たせず、ただ稽古の最初にやる儀式みたいな気持ちで行っていれば何の意味もない稽古になります。

全ての行いは全てそうですが、与えられた事や行う事にどれだけ深く考え、意味を持って行うかが一番大事なところです。

腕立て伏せ一つにしても、きつい事をやらされてやる、我慢して最後までやるだけでは楽しくもないですし、ただの筋トレにしかなりません。

これはどこに効くのか、自分の空手にどう活きるのか、正しいフォームを確認し考えながら行うかで腕立て伏せの意味も筋トレという一つの意味だけではなくなります。

一つの物事に多様性を見出し、意味の幅を持たせる事が自分のレベルを上げる行いとなります。

私は極真空手を24年間やり続けていますが、いまだに毎日繰り返し行っている基本稽古、移動稽古、型の意味や動きに発見が多々あります。

「出来た」で終わる事なく、一つの「出来た」をもっともっと磨いていくと、砂が金に変わり、石がダイヤモンドに変わったりするものです。

広く浅くではない、広く深く深く。





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