金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

本日の「3歳～7歳ゆっくり」クラスで、3歳の子が２人稽古に参加しました。

小学2年になる白帯の子に、3歳の一人の子の面倒を見るようにお願いしてみました。

小2の白帯さんは、どちらかというといつも面倒を見られる方で、大人しく、自分の事で精一杯という感じの子です。

他人のことを気にして任せられると、自分にも気をつけるようになり、自分自身を見れるようになります。

だから、出来るかどうか分かりませんが、あえてお願いしてみました。

すると、いつもはキョロキョロしながら集中力もままならなかったのに、何も分からない3歳の子に強制することなく優しく座り方や並び方を一所懸命伝えてました。

稽古中も常に隣に寄り添って、まるで子犬を見守っている母犬のような優しさが感じられました。

稽古が終わり、自分の帰り支度を終えたと思ったら、帰ることなく3歳の子のサポーターを外してあげて、一緒にカバンの中に入れてあげていました。

道場を出る時も、帰りの挨拶を教えてあげて、最後まで責任を持って見てくれました。

帰り際に先生は小2の白帯さんに「今日はありがとう」と言いました。

迎えに来ていたお父さんに、今日の出来事を伝えました。

聞くところによると、弟がいるので普段から面倒見が良いのかと思いきや、家ではそんな事は全くないそうです。

今日の稽古の「型」クラスでも、青帯～緑帯の先輩達数人に一人一人オレンジ帯の子に型を教えてあげるようお願いしました。

10分ほどの間で、私は他の道場生に指導しながら先輩達の教え方を見ていました。

この10分を真剣に且つ一所懸命、後輩が少しでも出来る様に、上手くなる様に手取り足取り教えていました。

人に教える事で自信に繋がります。

教える為には自分もっと稽古をして上手くなりたいと思います。

他人の為に何かをしてあげられる気持ちは人間として大事なものだと思います。





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