金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

本日の稽古での事です。

組手(空手の戦い)が嫌いで避けていた子が、今日は自ら「やりたい」と手を挙げました。

技もしっかりとしていてやれば強いのですが、気持ちが弱いのです。

稽古では、組手が苦手な子と好きな子で分けて、苦手な子達は軽めに、時間も短く手合わせをしています。

それでも最近は少しずつ組手をやるようにしています。

そのせいか、皆自信がついてきたようで、潜在能力が表に現れて「こんなに強かったのか」と思うほどの子もいます。

今日の稽古で自ら組手をやりたいと言った子は、効かされながらも以前ならすぐに諦めて背中を向けていたのが、今日は劣勢ながらも泣くのを我慢し、背中を向けるのも我慢して前へ前へと向かって行きました。

終わってみれば相手を押し切って優勢に終わりました。

終わった後はとても良い表情でした。

人は肉体的なものや能力は皆高いものを持っているはずです。

しかし、弱い心や楽に向かっていってしまう気持ちが顔を出します。

何が出来るとか、人より優れているとかそんな事ではなく、やり続け努力する事で人は強くなります。

道場はそれを学ぶ場です。





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