金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

今日は冷たい雨が降り続いた1日でした。

桜も花も一気に散ってしまいそうです。

桜の花の命は短い。だからこそ、そこに美しさがあります。

春休みという事で、上級生の先輩が幼年・少年初級のクラスから指導のお手伝いに来てくれています。

普段も来てくれる子がいますが、小さい子達と遊んでくれたり、丁寧に教えてくれたりしてくれて子ども達も喜んでいます。

今日も稽古で私と一緒に教えてくれましたが、出来なくても根気よく細かく教えてくれていました。

ただ形を教えたり、出来るようにするのではなく、相手の心を探り会話しながら教える事が大切です。

言葉の分からない外国の人と話をする時、気持ちと情熱があれば通じると良く言ったものです。

相手が何を求めているのか心が分かってくれば、自ずと教え方も分かってきます。

道場の中で行う事の全ては、全て自分の為になる事です。

日曜日は組手ミット特別稽古を行いました。

通常の稽古で足りない部分を補う為、大会やイベントなどない休日にこうした稽古を行っています。

幼年、小学生、中学生、高校生と様々な年代が一同に集まり、切磋琢磨しています。

だた強くなる為に稽古をしている訳ではありません。

特別稽古に参加するのが今日が初めての子もいました。

試合に出た事もなく、組手が特別好きな訳でもありません。

「先生、日曜日の特別稽古に参加して良いですか？」と聞いて来たので、二つ返事で返しました。

強さとは、「見た目や形の強さ」と「内面的な強さ」があります。

特に私が伝えたいのは後者です。

形ある強さや結果だけの強さに拘り求め過ぎると、何をしてでも手に入れようと必死になってしまう事もあります。

他人を批判し、反則してでも、迷惑かけてでも手に入れる。

内面的強さとは、諦めない心、続ける心、何事にも全力で取り組む心。

他力本願より自力本願が自分を強くしてくれます。