指導員ブログ

異年齢集団の良いところ

2022/02/24(木) 23:59
先日、高校入試を終えた中学生達が稽古に来ています。

「人事を尽くして天命を待つ」

みんなが希望の学校へ行ける事を心から願っています。

昨日のプログに「異年齢集団」について少し書きましたが、子どもの人間形成にとって、集団活動はどうしても必要なことです。異年令集団による活動は、子ども同士の関わりの中で、お互いに成長をしていきます。年令の高いものがリーダーシップをとり、年令の低いものは、上のものの行動を見て手本とします。

まさに空手道場は異年齢集団そのものです。

最近の子ども達は、親や大人達から守られ、自分よりも年上また年下の子どもとつきあう機会がなくなってきました。

子どもの成長に必要な異年齢集団について詳しく知りたい方は、調べてみてください。

参考資料として、熊本市子ども会育成協議会のHPリンクを載せておきます。

こちらは比較的分かりやすく書いてありました。

https://www.kodomo-kai.or.jp/kumamotoshi/異年齢集団とは/







 

他人より自分

2022/02/24(木) 12:10
2/23(水祝)は通常通り稽古を行いました。

祝日でしたが、多くの道場生が道場に来てくれました。

幼年の子は上の先輩を見て学び、更に自分よりも下の子に優しくしてくれるようになりました。

小学生も同じく、上の子と下の子見て自分がやるべき事を学んでいます。

これを「異年齢集団」というのですが、道場はまさに異年齢集団です。

実際に聞いた話で、自分のお店に来てもらう為に、あるお客さんにこんな事を言いました。

「あそこのお店より、うちのお店の方が断然良いですよ。あそこはああで、こうで、良くないんで。」

するとお客さんはこう言いました。

「君、他人や他のお店の事を言って悪口を言うのではなく、自分のお店の魅力を伝えなきゃ人は着いて来ないよ。」

道場生の子が話して来た事も同じ話でした。

「友達のやっている事に文句を言ったり悪口を言っても、自分の位置は変わらない。相手を落とそうとして自分が上がった気になるだけじゃないですか。」

この子は物事の分別をつけられる子で、ちゃんと判断が出来る子なんだと感心しました。

前者の話のお客さんは、ある企業の社長さんだったそうです。

空手の稽古や修行は、相手に勝つとか蹴落とすとかではなく、自分自身を高めるものです。

地道に努力をして、自分のやるべき事をやり続けていれば、何事にも動じない強い心と自信を得るものです。



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