指導員ブログ

尊重すること

2020/10/07(水) 23:59
道場では、毎日新たなドラマが行われています。

本日の「幼年、少年初級」クラスで、稽古の途中で防具(サポーター)を身につけるのですが、自分で装着したら外したりするのも勉強だと思い、なるべく手伝わずに自分で行えるようにしています。

その中でも3歳や4歳や入会したばかりの子は、防具をつけることが大変な作業となり、時間もかかってしまいます。

それを見た年長の子とお手伝いに来ている先輩の子が、防具をつけるのを手伝ってくれました。

優しいですね。

困っている人を見ても、なかなか行動に移せない人の方が多いかもしれません。

特に、普段の生活の中で「こうしなさい!ああしなさい!」「それはダメ!あれはダメ」と言われて、何でも言った通りにしか行動を制限されている子どもは思っていても行動には移しません。

なぜかと言えば、人から言われたこと以外のことをしてしまうと否定されると思っているからです。

なるべく子どもには自ら考えて行動をさせ、見守ってあげることが必要です。

組手や型の試合前には、道場生にアドバイスをしますが、具体的な動きまでは言いません。

本人達も考えて練習していることがあります。

言うとすれば、今良い動きや技、稽古やその日の動きを見て改善するべきところくらいです。

こちらがやらせたいことを言ってもそれはただの自己満足です。

子どもも普段から一所懸命稽古をしています。

この子なりに考えてやりたい子があります。

そこを尊重します。

先日行われた全日本大会へ向けて稽古を重ねてきた選手の皆さんですが、しばらく大会もないので坂本派として型と組手の交流大会を12/13(日)に東京で行うことを提案し即決定しました。

悔しさを稽古に向けて、また目標を持って挑んでください。



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