指導員ブログ

どちらも我慢

2017/05/10(水) 23:58
4月、5月は新しく道場生が入会してくれています。
金町道場では3歳より入会できます。
道場開設時に入会してくれた、当時3才の子も今や橙帯で頑張っています。
組手や型の大会にも出場し入賞もできるようになりました。
しかし、当時は道場に来るのを嫌がり休みがちだったり、道場に来ても泣いて稽古にならなかったり、反対に元気が良すぎて稽古中は一人走り回ったりしていました。
そんな子が今では大会に出たり、先輩や上級生の稽古を見て負けじと真似をしたり、自分より後に入会してきた道場生に教えたりと立派になりました。

一概には言えませんが、小学生の高学年(3年生以上)になると覚えも理解もそれなりに出来てきます。
幼年の子や小学生低学年の子は、高学年の子に比べると当然理解や覚えも劣ってきます。
親御さんは、「他の子に比べてうちの子は・・・」「うちの子はなぜできないんだろう・・・」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、他の事比べる必要はありません。子どもはみんな違う能力をしています。
出来ないからと言って、子どもに強く言ってはいけません。
出来ない事を強く言われると、子度はプレッシャーを感じ益々縮こまってしまいます。
最初にも書いたように、今は出来なくてもいつの日かできるようになるものです。
その前に嫌になり、諦めてしまっては何もなりません。
大事なことは長い目で見守ってあげて、諦めずにやり続けることです。

どんな花でも、生まれた環境や種類によって花の形や咲き方の遅い早いがあります。
しかし、毎日太陽の光を浴びて、水と肥料を与え続けていれば、いつか必ず花は咲いてくれるでしょう。

親も我慢、指導者も我慢、そして本人が一番頑張っています。


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