指導員ブログ

一撃必殺

2017/12/13(水) 23:59
朝晩は冷え込む毎日ですが、北陸や東北では雪が高く積もっているようです。
今週末には、大会の審判の為福井県へ行くのですが心配です。
本部道場からも審判として4人の先生方が行くのですが、車で行くそうです。
無事にたどり着くか心配です。
自分は電車で行きますが、それでも4時間半かかります。

本日の「幼年・少年初級」は非常に元気がありました。
最近は、このクラスの橙帯の子は、稽古に真剣に取り組んでいます。
実際に型も組手も上達しています。
先日の大会でも型、組手共に入賞者が多数出ました。
先輩たちもうかうかしていると追い抜かされてしまいますよ。

「少年・初中級」では、腹筋、背筋、拳立て、スクワットと補強運動から入りました。
補強運動や柔軟はきつい上、サボり勝ちの項目ではあります。
しかし、型を上達させるにも、組手を強くするにもこの「補強運動」というのは必要不可欠です。
スクワットは打たれ強い強靭な足腰を作り、瞬発力と強い蹴りを生み出すのに必要です。
拳立ては強い突きを生み出します。
腹筋・背筋は上半身と下半身の「ねじれ」を生み出し、身体のバランスを撮るのに必要です。
打たれ強いボディを作るのにも必要です。
空手の動きは、体を軟らかくねじれを生み出し、技を当てる瞬間、止める瞬間に鉄のように硬めます。
これは型も組手も同じ動きとなります。

「少年上級」は、ノーモーションの突き、蹴りの打ち方を行ないました。
本来、空手は一撃で相手を倒すものです。
初めから判定勝ち狙いの戦いでは、見ていて面白くありません。
勝負ですから勝つことが大条件ですが、こだわりを持って戦ってください。
侍は一切りで相手を倒さなければなりません。

基本稽古、移動稽古をおろそかにしている道場生も多くいますが、考えながら稽古をすればスピード、当たるときのインパクトの強さ、体の使い方が一番わかる稽古なはずです。
「ミットと組手さえやっていれば強くなれる」と思っている人は、稽古をやり込んでいない人か体の使い方が分からない人です。

「一般」も同じくノーモーションからの突きを練習しました。
このクラスはみんなビックリするくらい上手に出来ていました。
センスありますね。

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