金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

日曜日は特別稽古を行いました。
およそ30人程の子供たちが参加し技術向上に勤めました。

この日は型をやる前に、基本的な立ち方を再確認し、一番最初に覚える「太極1」で体の使い方を練習しました。
みんな新しい型をやりたがりますが、「形」だけにこだわってはいけません。
空手の型には実戦的な要素が含まれています。
例えば、ただ前に出て突きを出すのではなく、足を踏み込んで体重が乗った瞬間に突きを出せば自然と力強い突きが出ます。
もちろんそれは見ていても、力強さが伝わってきます。
子ども達にはまだ難しいかもしれません。
こちで説明するだけでなく、実際にやって見せます。
ここが指導の難しいところですが、口だけで伝われば苦労はしません。
道場生と共に指導者も常に修行です。

組手稽古は、ミット内を中心に行ないました。
これもただ突く、ただ蹴るのではスピードも乗りませんし強い打撃になりません。
自分に何が足りないのか？まずは足りないものを把握することから始まります。
例えば「僕はスピードがない」と思ったら、「スピードを速くするには何をすれば良いのか？」考えます。
考えたらすぐ行動に移します。
筋肉をつける、瞬発的トレーニングをやる。色んな事を考えますが、まずは基本稽古の一つ一つから「スピードを意識」して全力で練習します。
チャンスはいつもみんなの目の前にあります。
スピードを速くする方法はいつもの稽古の中にあります。
そこを流すのか、常に意識をして全力でやるのかは本人次第です。


　　　　　型稽古　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミット・組手稽古



　　ミット・組手稽古後の集合写真　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　稽古後のアイス