金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

だいぶ涼しくなってきましたが、また台風が近づいてきているようです。
朝晩は冷え込みますので薄着で寝ないようにしてください。

今日の「少年初中級」では、35名程の道場生が稽古に来ました。
そこで、上級者と中級者と初級者を平均的に混ぜて3つのグループに分けました。
各グループごとに初級者にはこれを、「初級者にはこれを、中級者にはこれを、上級者にはこれを上手くできるように教え合ってください」と課題を与えました。
各課題はみんな大体出来る移動稽古の技です。
10分間の時間を与え、どのように教え合うのか見ていました。
各グループの人数は10～12人。
思ったより協力し合って、上手く分担を決めて教え合っていました。
まずは、上級者や高学年が誰に教えるか分担を決め、各自教えます。
人数が多いところでどのように分担を決め、誰が誰に教えるか振り分けることで大体の流れは決まります。
どのグループもこれが良くできていました。
もっと仲間内でもめるのかと思いましたが、自分がやるべきことを考えてやっていました。
人に教えずに自分勝手に自分の事だけをやっている人もいるかと思っていましたが、思い違いでした。

最後にみんなの前でグループごとに発表してもらいましたが、よくできていました。
教えるだけではなく、並び方や正座の仕方などグループごとに注意し合い、とても良い稽古が出来ました。

上級者も自分の課題をクリアしなければならないのに、まず先に後輩がしっかりと出来るまで教えます。
そして、時間が出来たら自分の練習をする。
こうして自分の時間を犠牲にして人の為に使い、人の喜びが自分の喜びになることを今日は認識してくれたと思います。

助け合いの精神ですね。