指導員ブログ

礼儀正しく

2015/06/24(水) 23:52
先週の日曜日には、各地で組手と型の大会が行われ、20名程の生徒が出場しました。
次の日曜日には、昇級審査会が行われます。
そこで大事なのは、「礼儀」です。
大会や審査会だけではなく、空手をやっている以上礼儀が一番大事となります。

道場に入って最初に覚えたことは何でしょうか?
挨拶、正座、不動立ち。
みんな入った当時は出来ていました。
しかし、最近は出来ない生徒が多く見られます。
では、なぜできなくなったのでしょうか?
いえ、なぜやらなくなったのでしょうか?
日にちが経つにつれて、新しい技を覚えてくると、一番簡単な事や、面倒くさい事はやらなくなってしまうんですね。
でも、一番簡単な事が一番大事なのです。

最近の子供は、挨拶が出来ない、礼儀がなっていないなどと言われますが、自分はそうは思いません。
礼儀がきちんと出来る子も沢山います。
出来ない子供もいます。
ではなぜ出来ないのでしょうか?
それは、自分たち大人がそうしてしまっているのだと思います。
自分たち大人はきちんと挨拶が出来ていますか?
自分たち大人が礼儀正しくふるまっていますか?
子供は、大人がやった良いことを真似します。
子供は、大人がやった悪い事も真似します。
ならば、子供に良いと思わせる言動をしなければいけません。
子供に悪いと思う言動は慎まなければいけません。
大声を出してただ子供を叱っているだけではありませんか?
注意をするだけではなかなか良くはなりません。
まずは大人がしてはいけないことをやらない。
まずは大人が良い事をやって見本にならなければいけない。

もし、この文を読んで少しでも同感したならば、明日から変われるはずです。
もし、この文を読んで怒りを感じてしまった人は、良くない見本だったかもししれません。
自分を含め、何が正しくて何が間違えなのかは本当のところわかりません。
しかし、人から注意されるという事は少なからず良い事ではないと思います。

今の自分を変えたくない人もいるでしょう。
しかし、変えるなら思ったその時です。

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