子どもの成長

投稿日時:2021/02/25(木) 23:59
今日はどのクラスもミット打ちや組手を中心に行いました。

ミットを打つにも、組手で突き蹴りを出すにも、強く打つ方法や正確な当て方が必要です。

その基本的な打ち方やスピードの稽古が基本稽古、移動稽古、型です。

極真空手では、創始者である大山倍達総裁がこの稽古を重視してきました。

昨今のフルコンタクトの道場では、少年選手を強くする為だけに、また勝たせる為だけのミット打ちや組手稽古だけを行なっている道場が多くなってきました。

大会で結果を出させる事は中々大変な事です。

指導にも色々努力をして苦労されていると思います。

しかし、空手の知識としては基本稽古、移動稽古、型の中から学ぶものは非常に多くのことを身につけることが出来ます。

ミット打ちや組手は知識が無くてもそれなりに教えられます。

基本稽古などは、反復練習を繰り返し、耳から知識を得て、体の使い方や緩急や力の強弱、そして考えながら行うことを自らやり体と知識に染みつけなければなりません。

子ども達は、最初からある時期までは真似をし、形を作り、考えずにやりますが、ある時期から「何故?」「どうすれば?」と考え、答えを自ら求めようとします。

これが成長と応用力です。

子ども達と稽古の中で接していて、護身術や組手の技術を教えている時に、伝えている話に釘付けになり、夢中になっている姿を見て感じた事です。

だから最近は稽古の中で、体の捻れや力の伝達順路を伝えながら、力の生み出し方や、いかに早く相手に技を当てるかという体の使い方を教えています。

これが理解出来るほど、道場生は成長したと言うことです。



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