大会を終えて

投稿日時:2019/06/30(日) 23:59
本日、日曜日は新潟県と茨城県で大会が行われました。

どちらも型、組手が行われ、新潟県には3名、茨城県には11名の金町道場生が出場しました。

私は、新潟県の士衛塾の大会へ審判として出向きました。

空手道場に通い得るものは様々です。大会に出場し勝つことだけが意味あることではありません。

遊びや自分の時間を道場の稽古に費やし、日頃の稽古の成果を大会で発揮し勝利を得ることは素晴らしいことです。

勝つことが出来なくても、課題を克服し少しでも成長が見れればそれも素晴らしいことです。

優勝して一番になることを目標とし、日々の稽古を頑張る事は素晴らしいことです。

しかし、結果一番になることだけに力を注ぐことが良いとは言い切れません。

これは、正直伝わらないことも多いです。

先日、空手で大会実績のある子どもを持つ親御さんからお話を聞かせて頂きました。

空手をやったことのない親御さんが、子どもを勝たせるただけに熱が入り段々とイライラが募り、子どもに対し「なぜ勝てないんだ」というようなことを言い続けてきたそうです。そしてある日、ついに子どもが「もう嫌だ。空手なんてやりたくない」と言ったそうです。そこで親御さんは子どもの気持ちを考えず自分だけの為に子どもを動かしていたことに初めて気付き、一旦空手を辞めて親御さんと一緒に体験に来ました。

体験の後にこう言ってくれました。

「子ども達の目がキラキラして楽しそうに空手をやってますね。体験ですが、自分がいざやってみると子どもの気持ちが少しわかりました」と。

勝ち負け、損得だけで空手をやっている子はそんなにいません。

勝ち負けの中で空手をやっているのではなく、楽しさの中に勝ち負けや昇級があるんだということです。



⚫︎新潟県J-1朱鷺カップ 入賞者

  型

優勝      加古翔稀       小3上級



  組手

優勝      加古琴心       小5女子上級

優勝      加古眞仁       中学3年男子上級



⚫︎茨城県 東日本ジュニア空手道選手権大会 入賞者



優勝         和工田樹希        幼児男女混合

優勝         佐藤秋哉           上級1~2年混合

優勝         佐藤海璃           上級3~4年混合

準優勝     和工田笑莉        上級3~4年混合

三位         和工田凌駕       上級5~6年混合

ベスト8   山本貫太           上級5~6年混合

ベスト8   篠藤由奈           上級5~6年混合



⚫︎組手

準優勝        小関優心       上級小3男子重量級

三位           武島哲平        上級小6男子軽量級

三位           山本貫太        上級小5男子重量級

ベスト8     和工田凌駕    上級小5男子重量級



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