初心に帰る

投稿日時:2018/11/30(金) 23:59
「幼年・少年初級」クラスはだいぶ基本も出来るようになってレベルが平均化してきました。時々、黄帯や緑帯の先輩がお手伝いに来てくれますが、最近は自分が一人で教えています。幼年クラスを教えるのは難しいものですが、相手の気持ちになって教えると心が通って子どもも理解してくれます。教えるというのはまだ見るものだけを見せるのではなく、心で教えないと伝わりません。先輩達が後輩に教えるのをみていると、言葉と形で見せるだけの子と、心を掴んで感情をうまくコントロールしている子では、教わる側の理解度が違います。相手を上手くコントロール出来るかどうか。

「少年」クラスは40人程の大人数でした。勉強や遊び、他の習い事がある中でこうして道場に来てくれるのは本当に嬉しいことです。空手道場は、大会に勝つ事だけではなく、級を上げることだけでもなく、楽しみを持って行う事が大事です。大会で勝つ、級を一つ上げる、強くなる、型を上手くなる、色々と目標があると思います。その中でも、正座、立ち方、並び方、やる時は真剣にやり、休む時は休む。周りに迷惑をかけないようダラダラせず、キビキビと行動し、挨拶やルールを守る。空手が上手くなる事よりも、強くなる事よりももっと大切な事があります。試合に出た人はわかると思いますが、試合コートに入る際はしっかりと十字を切って大きな声で「押忍!」と言って入ります。終わった後も審判や相手に敬意を表します。相手が失礼と感じる事はしてはいけません。自分がどう思うかではなくて、相手がどう感じるか?どう評価するのかです。評価とは人が決めるものです。決して自分で決めつけるものではありません。

自分で決めてお行動する事は大事な事ですが、人の意見もしっかりと聞いてから判断して下さい。



頑固というのは取り方によってはただのワガママになります。



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