指導員ブログ

人への優しさ

2019/02/20(水) 23:59
月曜日、水曜日は道場に沢山の生徒が来てくれます。本当に嬉しい事です。参加者が多い事でデメリットもあるかもしれません。でも、多いと稽古が楽しくなります。これは指導する側にからも、生徒の立場としても自分は同感です。色々な人と一緒にやる事で、良い所や特徴を見る事が出来て勉強になります。ライバル心も芽生えて負けられない気持ちになります。

自分は、空手を始めた頃は人と付き合う事が苦手で、黙々と稽古をこなしてました。孤立感を持つ事で稽古に集中したかったんですね。でも、道場生から声をかけられるようになると仲間の優しさや大切さがわかるようになりました。どんなに頑張っても一人では強くなれません。上手くもなれません。自主トレをしていてレベルが上がっても、やはり仲間の存在は大きなものです。仲間がいるいるから負けられないと思い、仲間がいるから相手をしてくれるし、仲間がいるから辛稽古も一緒に頑張る事が出来ます。

今日の稽古でも、年下の後輩の帯が外れたら優しく結んであげ、技が出来なければ手取り足取り教えてあげ、並ぶ事が出来なければ声をかけて横についてくれた子がいます。人は、自分以外の人を助けたり、思いやってあげる事が出来ます。全てではありませんが、動物は危険を顧みず、自分の損得を考えずに自分以外に奉仕出来る生き物なのだなと思います。一人だったらそんな事も考えないし出来ません。

道場にはこんなドラマがいつもあります。



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