指導員ブログ

意識をする

2019/01/18(金) 23:59
今日は幼年クラス、少年クラス共に一つ一つの突き方、蹴り方、技をしっかりと出来るよう稽古しました。空手は、組手だけをやっていても強くはなりません。型だけをやっていても本当に上手くはなりません。最上級を目指すのであれば「基本」をしっかりとやりこむ事です。

サッカーや野球、他のスポーツでも同じです。試合だけやっていれば上手くなるかといえばそうではありません。強靭な足腰がどんな動きにも対応でき、ストレッチをして柔軟な体がしなやかな動きを生み、補強運動で養った筋持久力が最後まで動き続けるスタミナを生みます。

空手の基本稽古や移動稽古は、何も考えずにただ体を動かしているのであれば疲れるだけの運動です。しかし、予備動作をせず技の終わりはピタッと全身に力を入れて止め、スピードを出し最高の力を出し、蹴りは誰よりも高く上げる。全ては「どうすれば?」を意識して稽古をするかで周りとの差が出ます。

人間は、好きなものばかり食べていれば満足感いっぱいになり、幸せでしょう。しかし、お菓子ばかり食べていては体重も増えますし、嫌いな野菜を食べなければ抵抗力も無くなり風邪など引やすくなります。

一つ一つの技も綺麗、打てば力強い、基本も上手なら型も上手い。腹筋も腕立ても懸垂もスクワットも出来るし、何をやらせても諦めないで全力でやり切る。彼らはセンスではありません。全て努力をすれば備わるものです。

毎回意識をしながらやる事。



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