指導員ブログ

その子にあった躾を

2022/01/17(月) 23:55
道場で空手の指導をしていると、人の色々な所が見えてきます。



普段親御さんが見ている姿、行動、考えとは全く違う部分が見えたりもします。



幼児、小学生では周りを感じる力にまだ差がありますが、中学生頃になるとある程度その力も備わってきます。



「うちの子は周りの子に比べてしっかりしていない」と思われる人もいるでしょうが、親の思うようにいかないのが子どもであり、子どもにもそれぞれがあるということです。



その子の今の現状から少し上げていく。そしてまた少し上げていく。



周りと比べたり、親目線の線引きで上から下かを決めるのではなく、子どもの今の性格やレベルをしっかりと認識し、向き合いながら少しづつ上を目指せば良いと思います。



例えば、柔軟体操で幼児や小学生が開脚で胸がベッタリつく子もいれば、運動していない大人の男性くらい硬い子もいます。



体が硬い子に無理矢理胸が着くまで押してしまっては怪我をしますし、もうやりたくないと思ってしまいます。(テコンドーや相撲では涙が出るほど無理矢理開脚をするそうですが)



大人に当てはめていけば、これが自分に当てはめたら苦痛でやりたくなくなりますね。



先日、高校生が受験生を…という事件がありましたが、親からの圧力に耐えられなかったと話していましたね。



その子のレベルにあった育て方し、且つ優しさと厳しさをバランス良く与えなければ子どもはやる気を無くしてしまったり、自分に手を抜いてしまう子どもにもなってしまいます。



ちなみに体の柔軟性を色々調べてみると、硬い柔らかいは生まれつきではなく、生活環境や幼少期の運動量で差が出るそうです。



姿勢が悪い子も、関節の柔軟性が悪い原因になるそうです。



体の関節を柔らかくする為に、色々な動きをし、稼働範囲を大きくし、筋力を強くしていきましょう。



50歳代からでも必ず柔軟性は高まります。







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