指導員ブログ

集中力

2017/09/14(木) 23:35
木曜日
道場内は熱気であふれていました。湿度と室温がですが。
「集中力」とは?
自分は良く坂本師範に、
「田中君は多動性だよ」
と言われます。
「そうですね。自分は周りを良く見て、色々と観察していますので」
と返したりしています。

話はそれますが、自分は国家二輪整備士二級という資格を持っています。
実務経験数年、週一日8時間の講習に半年間通い、筆記と実技のテストに合格して取得できる資格です。
毎日の仕事をしながらでしたから、当然半年間ほぼ休みはありません。
そんな中、講習中はよく居眠りをしていました。
こんなことを書いてしまうと保護者の方に怒られるかもしれませんが・・・
座学は予習復習をすれば大抵補えます。
しかし、実技はそうはいきません。
真剣に講師の話を聞き、言われた通り行わなければ上手くいきません。
空手も同じで、ある程度のレベルに達するまでは話をよく聞き、言われた通りやってみなければ上手くいきません。
話をよく聞いていなければケガに繋がります。
拳をあと1㎝、足の位置をあと2㎝ずらす。
そんな小さなこと、細かい事で稽古では何の影響もありませんが、構えや軌道の意味がその1㎝で変わってしまいます。
それが組手であれば、1㎝で技が当たら無くもなるし、1㎝で倒されてしまうこともあります。

毎日の集中力がいざの時にどう転ぶのか。
倒されたことがあるから語れること、倒したことがあるから教えられること。
良い事も悪い事も経験は指導に必要です。

自ら動くということ

2017/09/14(木) 11:45
水曜日
久しぶりに暑さが戻って来ました。
最近、稽古の前後は道場の外に立って道場生達を迎えています。
この日の「幼年・少年初級」クラスの稽古時間になって自分が道場に入ると、年長と小学一年生の橙帯の子が一生懸命白帯道場生を整列させていました。
しばらく何も言わず見守って見ました。
なんとか5分程で整列することが出来ました。
今までは、指示を出していた子達がなかなか並ぶことが出来ず、毎日のように言われ続けていました。
しかし、責任を持たせて任せてみると、自ら動こうとします。

言って動かしてもその時しか動きません。
自ら考えて行動することを覚えれば、次からは何も言わなくても動けるようになります。

毎回うるさく言い続けていると、子どもは慣れてしまい言われたことを頭ではなく耳だけで聞いて、言われなくては出来ない子になってしまいます。
力で動かすことも時には必要ですが、「考えさせて自ら動く」事を教えるのが必要だと感じます。

怒られるから、怖いからとやるのではありません。
何の為に、どうすれば、と自分や周りの為に行動することです。


「幼年・少年初級」


「少年初中級」                「少年初中級」


「少年上級」                   「一般」
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