指導員ブログ

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今日は審査会

2020/11/29(日) 19:27
日曜日は、今年最後となる昇級審査会を行いました。

今年は有事の為、年3回の審査会が2回となってしまいましたが、道場生の日頃の頑張りを無駄にしたくないとこのようなイベントを開催してきました。

本日は37名が受審し、積み重ねてきた稽古の成果を存分に披露してくれました。

前回は保留が数名ありましたが、今日は実技で保留や不合格者は誰一人いなったことを報告します。

あとは、筆記テストがどうでしょうか…

本日の印象としては、元気とやる気が体の中から溢れ出ていたこと。

現在の暗い世の中を払拭して欲しいという願いが、皆さん一人一人のマイナスの部分を自ら払いのけてくれたと思います。

怪我をして「休んでもいいよ」と言ってもやり続けた子、プレッシャーに負けて一時は諦めたけど再びやった子、みんな一人一人が何かしらの思いを抱いて今日の審査会に挑んだはずです。

いつも言うことですが、審査会では技術はほとんど見ません。

何故なば普段の稽古で技術が出来ている人がこの審査会の場に立っているからです。

元気良く、全力で、一所懸命やることが評価の対象となります。

勉強のテストの点数を取る、勝ち負け、損か得か、目に見える結果が生きていく中で評価や生き甲斐の対象になっていることが多いですが、武道は「人」を育て評価をします。

試合に勝てず、強くなくても、毎日の稽古に一所懸命やり続けていれば誰でも黒帯は取得できます。

どんな時でも、負けずに歩き続けてください。

どんな困難に遭おうとも、避けずに進んでいってください。

自分は、空手の技術だけを教えている訳ではありません。

生意気かと思われるかもしれませんが、誰と会っても、どこに行っても人に好かれ、人を助け、やっていける人になってもらいたいと指導をしています。

まだまだ世知辛い日々が続きますが、楽な人生を選ばず、特に子ども達は沢山苦労し、沢山の経験を積んでください。

大人になれば逃げたくなる事が今以上に来ます。辛い事も沢山あります。

ですから、今から強い心と思いやりを持てる心を身につけて大人に向かって行ってください。

今日は、朝早くからお手伝いの為に協力してくれた8名の道場生の皆さん、本当にありがとうございました。

このような協力がいつも道場を支えてくれています。

本当に感謝しております。

また、礼心会の大橋先生にも御足労頂きありがとうございました。



合格発表は年末の稽古納めを予定しておりますので、それまでしばらくお待ち下さい。



今日の稽古

2020/11/27(金) 23:38
今日の稽古は3クラス。

「幼年・少年初中級」クラスでは、基本稽古と移動稽古を主に行いました。

2人の小学生先輩が補助に入ってくれ、細かく教えてくれました。

「教える」ということは金町道場の良い伝統となってくれています。

「少年初中級」クラスでは、上の帯の子が前に出て号令係をしました。

空手は自分だけが良ければ良いという考えではなく、人に対して思いやりを持って、尽くす精神が大切なこととなっています。

沖縄の言葉で「ゆいまーる」という言葉があります。

「助け合う心」、一緒に頑張ろうという意味があります。

仲間や後輩の為に教える喜びを道場で学んでくれると嬉しいですね。

「強化選手」は、少ないながらも実の濃い稽古となりました。

このクラスはどのクラスよりも一番苦しくてキツい内容かもしれません。

ここで学べる一番のことは精神力です。

いつかこのクラスを目指して頑張ってください。





 

鬼滅の刃

2020/11/26(木) 23:59
今日の色帯の小学生は凄く元気でした。

日曜日に行う昇級審査会、来月の大会に向けて真剣さが増してきています。

昨年の稽古の動画を見たりしますが、コロナ禍の前と後ではやはり元気の良さが違います。

それでも人は変わろうと頑張っています。

今日、巷で噂になっている「鬼滅の刃」の映画を見に行きました。

平日の昼間だと300席の内10名程しか人が入っていませんでしたので、ゆっくり見ることが出来ました。

その話を早速稽古で子ども達に話すと、物凄い盛り上がってしまいました。

鬼滅の刃のテレビアニメを見たのも最近です。

正直アニメはドラゴンボール以来まともに見たことはありませんでしたが、子ども達の目線になってどんなモノなのかと勉強の為に見始めました。

その結果、大人がハマるのも分かりました。

食べず嫌いでは知識は生まれません。

何事も経験し、知識を増やし、生きるプラスにしていきたいです。



目的

2020/11/25(水) 23:59
未就学者(幼児)は、道場を楽しむことが一番です。

楽しく体を動かしながら、決められたルールに沿って挨拶、礼儀、声を出すことを覚えていきます。

これらは、大人の社会でも大切な事です。

空手の技を覚えるには時間がかかります。

結果だけを求めず、ゆっくり焦らず通ってください。

小学生の色帯は、常に考えながら疑問を持ちながら稽古を行ってください。

長くやっていると飽きが来る時があります。

そんな時こそ何でも良いので目標を立ててそこに向かっていってください。

中高生は勉強や部活やプライベートに時間を使いますので、週に一度でも良いので決めた日に来れるよう義務を課してください。

この時期は、面倒な事を避けて楽な方へ行きがちです。

受験を経験したり、社会人になるとそうは行きません。

今から自ら動き努力する力を身につけていってください。

大人の道場生は仕事や家庭に支障が出ないよう、上手く空手と付き合ってください。

非日常を感じることが出来るのも空手の魅力です。

時間があったら重い腰を上げて、汗を流しましょう。

道場に来る目的は人それぞれです。



子どもは風の子

2020/11/24(火) 23:42
連休明けの今日は冬の寒さとなりました。

そんな中でも、夕方の野外トレーニングクラスに半袖半ズボンで外を駆けずり回る猛者が数人いました。

「風邪ひくから上着着ろよ!」の声も全く聞き入れず、まあ元気があってよろしいと思います。

火曜日は「ミットクラス」の後に「組手クラス」があります。

ミットクラスで練習した蹴り突きやコンビネーションを組手クラスに出せるようにしてみてください。

稽古は考えながら行うことです。

ただ相手に思い切り攻撃を当てて満足するのではなく、当て方、タイミング、間合い、呼吸など目に見えないものほど重要です。

武道はそこに楽しさがあるんですよ。



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