指導員ブログ

大事な事

2023/04/07(金) 23:05

本日が入学式だった人も多かったと思います。

まだまだ先の長い人生ですが、一日一日を無駄にせず大切に過ごしてください。

金町道場主催である「第6回東日本型大会」まで2週間余りとありました。

みんな稽古に行くたびに成長しています。

当たり前ですが、やった分だけ成長します。

あの人より自分の方が上手いから、と真剣に練習しない人もいると思います。

どの世界でも、自分が一番だと思っている人はたくさんいます。

でも、今はあの人より自分の方が上かもしれませんが、自分のレベルは変わっていません。むしろ練習しない分だけ落ちているでしょう。

大事なのは人と比べてどうかという事ではなく、今の自分をどうするかが問題です。

武道という空手は自分自身を見つめ、弱い部分を補い、自分を高めることを目的としています。

結果や順位に拘り、数字ばかり見ている人も多く見受けられますが、自分自身の質を上げなければすぐに追い抜かれてしまう事に気づいほしいと思います。





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気持ち

2023/04/07(金) 00:02
スポーツや武道の競技のほぼ全てと言って良いほど、点数や勝敗を決めるポイントは、目で見て判断するものが殆どです。

いかに上手くやるか、勝つか。

アウトセーフ、1点2点、技ありや一本、失敗成功、大技、何秒、何mなど。

しかし、剣道や空手やフィギュアスケートは気持ちや内面といった目には見えない気持ちや心の部分が判定材料として左右してきます。

剣道では、相手に当てただけだはダメで、心技体が一つの技に伴っていなければ技あり一本は与えられません。

空手の組手も、判定になった時は積極性や気迫といった内面的な強さがポイントととして響いてきます。

型の試合も同じく、気合いの大きさや気持ちが強く入っていなければ、評価が低くなります。

何故ならば、型は組手を想定しているからでもあります。

勝つ為にはどうするか、メダルを取る為にはどうすれば良いか。それを追い求めていると、勝つ為に特化したことしか練習せず、反則まがいの事もしてしまいます。

武道は本来、勝つためとか、相手に勝つためとか競うものではありません。

己を見つめ、自分自身の弱さを知り改め、自己を高め成長させていくものです。

道場の稽古では、一人一人に良いところなおすべきところを伝えています。

本日の型クラスでは、細かい形の部分ではなく精神論を伝えました。

「型は組手です。気迫を持って、気持ちを全面に出してやってみてください」

今日はみんなとても上手な型を打てました。

気持ちが入ると形にもあらわれてくるからです。





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