指導員ブログ

牛の話

2022/10/06(木) 22:25
人は誰でも優れた能力を必ず何か持っています。

それを引き出してあげるのが私達の役目であります。

また、それを伸ばすのは本人次第です。

極真空手創始者である大山倍達総裁のお言葉に、

「喉の渇いた牛を水飲み場(川)まで連れて行くのは人間の役目。しかし、その水を飲むかどうかは牛自身の問題」

空手に置き換えると、「稽古の場所や教える時間を提供している中で、やる本人がどこまで努力しやるかどうか」という「やる本人」の問題だと捉えていました。

しかし、牛を連れて行く水飲み場が泥水で濁り、とても飲める様な水ではない所に連れて行けば、どんな牛でもその水を飲もうとはしません。

すなわち、やる側だけの問題ではなく、教え導く人が間違った方向や教え方をしてしまったら人は育たないという事です。

だから、先生という立場である私達は全力で接し教えなければならないと肝に命じて、道場生の前に立ち続けています。

透き通った冷たく美味しい水を、道場生のみんなに提供出来るように。





葛飾区空手道場
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