指導員ブログ

ストレスを発散させて

2020/12/23(水) 23:59
2020年の道場稽古も残り5日です。

少し暖かかった気候のおかげか、どのクラスも賑やかでした。

入会者、体験見学の方も6組来られてまた新しい仲間が増えて楽しい稽古が出来そうです。

「幼年・少年初級」「少年初中級」ともに非常に元気良く励んでくれました。

今年は何かと行動範囲が狭く、積極的に動く事をためらわざるを得ません。

旅行、外出、外食など、控える方も多いと思います。

自分もなるべく気をつけて生活しています。

しかし、何かにつけて「仕方ないと」思わせる理由をつけ、出来るはずなのに行動を避けている人も多いのではないかと思います。

特に親御さんは子どもに積極的には言いにくくなっているのも現実です。

11月の小中高生の全国での自殺者が48人今年4月~11月までの7ヶ月間で合計329人となっています。

これは、去年より28.5%増加しているそうです。

また、驚いたことにこの内8人が小学生ということです。

専門家によると、新型コロナウイルスによる社会の影響を受けて、ストレスを抱えて思い詰める子どもが多いのではないかと指摘しています。行動を制限されてストレスを発散出来ず、行き詰まる子どもが出てくと懸念しています。

今年の春前から学校が休校になった時から、自分もこの事を懸念していました。

心の病というものはなかなかもとに戻らないもので、大人でも気持ちが落ちると前へ進む力が失せてしまうのに、子どもは全てを面倒だと思ってしまうのではないかと思います。

大人は生活をしていく上で仕事などやらなければいけないことがあります。

しかし、子どもは何もやらなくても生活していけます。

外に遊びに行くことも、運動することも、習い事に通うことも、新しいことにチャレンジすることも必要です。

自分の子どもに言いにくくなった親御さんも、少しづつで良いので、積極性を持たせて何かに促せてあげてください。

一昔前、「ゆとり世代」と言われた人達と同じく、それ以上に行動しなくなってしまう大人にならない様目を向けさせてあげてください。



rss

ブログ最新記事

ブログテーマ

アーカイブ

指導員ブログ

<< 2020年12月 >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31