金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

久し振りに晴れた日。

自宅の近くの公園で、保育園の運動会が行われていました。

コロナ禍で運動会を見るのは初めてだったのでなんだか嬉しくなりました。

未だ収束ともいえず、規制や制限が続いていますが、少しづつ日常が平常に戻ってきたように感じます。

道場でも、審査会、夏合宿、日曜日の強化稽古、大会と一歩前へと進んでいます。

世の中が「止まってはいけない、進まなければ」と行動に移す人が増えてきました。

自分一人では決断出来ないこともあると思いますが、一旦は止まっても止まってばかりはいられません。ましてや戻ることも出来ません。

私も、あの緊急事態宣言で道場の休館を余儀なくされて、どうすれば良いかしばらく途方に暮れました。

人生の一休みだと思うようにしてひっそりと暮らしていましたが、とてつもない不安や絶望に苛まれました。

何か行動しなければと思い、トレーニングや稽古をユーチューブで配信し、野外トレーニングを行い、ズームで稽古をしみんなに会えることが出来ました。

型大会も、審査会も、夏合宿も、悩みましたが考えている暇なんてありませんでした。

世の中には行動に移している人がいる。「自分も進まなければ」と自分の為でもあり、何よりも道場生みんなの為に出来ることは自分にしか出来ないという使命感と責任感でした。

止まることはリスクが小さいけれど、いずれ多くのものが離れていきます。

進むことはリスクが大きいけれど、誰かの為に行動しなければならない時がある。

空手の組手も同じで、待っていれば受けていればやられるリスクは小さいですが、勝つことは出来ません。

私はじっとしていられない性分なのかもしれませんね。

今年も、年末のお楽しみ会、稽古納め、新春合宿を行います。