指導員ブログ

空手道場の目的

2019/08/14(水) 23:59
お盆休み真っ只中ですが、思ったより稽古に来てくれる道場生がいてくれて良かったと思いました。

道場によっては10日間程夏休みという所もありますが、こうして毎日みんなと一緒に空手が出来て嬉しく思います。

今日は女の子が多く来てくれました。一昔前は女の子が空手なんて…という時代もありましたが、一人一人の目的に合った空手を提供することをモットーにしております。

強くなりたい、大会で勝ちたい、型が上手くなりたい、カッコいい、楽しいと色々あると思います。その中で礼儀を提供し、ダメなものはダメと社会教育も行なっています。正直、強ければいい、勝てればいいという道場もあります。試合の時の挨拶もろくにせず、負けたら不貞腐れる選手も審判をしていて見かけます。

時にはいいたくなく言いたく無いことも言わなくてはならない時もあります。毎回、遊んでいた、家でダラダラしていたなどで遅刻をして、その理由を言い訳する子もいます。出来ることならば何も言わない方が労力も使いませんし、自分も相手も嫌な思いをしないで済みます。しかし、この子のことを考えるとここで言ってあげなければ本人は分からずじまいでこの先も歩んで行くだろうし、将来必ず困る時が来ます。

弱い子であればもしかしたら、言うことによって道場を辞めてしまうかもしれません。それでも私は伝えます。その子の為にと。力で教えるのではなく、出来るだけ心で伝えるように語りかけるようにします。時には厳しい言葉をかけることもありますが、どうすればこの子はわかってくれるのかと心に響かせるよう努力をします。

道場生にはいつも言っていることがあります。

楽しむこととふざけることは違う。

調子は良い位にして、乗り過ぎてはダメ。

空手の組手と同じく場の空気を瞬時に読み取り「メリハリ」をつけること。



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