指導員ブログ

自ら動く

2019/06/28(金) 23:28
「少年クラス」には幼年のオレンジ帯~小学6年生の緑帯まで参加しています。基本稽古は全員で行いますが、移動稽古(動く稽古)は帯やレベルに分けて行います。見ることも大切な稽古であるとともに、少ない人数で他人に見られてるという気持ちが真剣さに変わります。

今日の稽古ではまず白帯とオレンジ帯(無級と10・9級)を読んで並んでもらいました。その子達が並ぼうとしたと同時に上の帯の先輩達も数人立ち上がり後輩達の隣につきました。いつもと違う光景に「あれ?」と思いましたが、後輩に対して並ぶ列を整えたりしてくれました。そして、移動稽古の途中でも声をかけて気になる箇所を行ってあげてアドバスをしてくれました。

いつもは同じメンバーで1人か2人くらいの先輩が動いてくれたのですが、今日は5~6人の先輩が言われる前に動き、積極的にアドバイスをしてくれました。

驚いたとともに嬉しかったです。

怒るわけではなく、「後輩についてあげて」といつもはお願いをする感じで言っていましたが、今日は何言う前から自ら動いてくれました。

言われる前に動く、そして、他人や自分より立場の弱い人の為に手を差し伸べる、そんな気持ちが育ってくれたことに指導員として喜びを感じました。

同じクラスの中に歳も学年も違えば空手の級も違う。

出来る子もいればそうでない子もいる。

それを見て育ちます。

先輩に助けられて自分が先輩になった時に後輩に助けてあげる日がきます。



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