金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

「3～6歳ゆっくり」クラス

春休みに入り後輩のためにと指導のお手伝いに来てくれる小学生。教え方も上手になりました。「なんで出来ないの？」こんな言葉をかけたり、何もせずに立っている時は教え方を教えます。出来ない子に「なぜ？」と聞いてはいけません。出来る人から見れば「こんな簡単な事」と思いますが、子どもにとっては簡単ではありません。自分もそう言ってしまう事もありました。

何よりも教える事をしていると、相手の気持ちが良く分かってきます。視野を大きく見れるようになり、今何をすべきか考えて行動出来るようになります。人は叱られて「なぜ？」と自分に問いかけ答えを見つけることが成長だと思います。そして反発する心も必要です。表に出してはいけませんが、心の中で反発をしたら努力をして結果に出して下さい。結果に出して先生を見返して下さい。それが底力です。空手の組手はまさにそれです。何があっても表情や態度に出さず、結果を出さなければいけません。ダメな事ですが、自分は師範に反抗ばかりしてきました。もしかしたら今でもそうかもしれません。時々道場生に試します。キツく言われて底力を出して欲しいと。

「型」クラスは、道場がいっぱいなるほど参加してくれました。第１回東日本型大会まであと3日となりました。今日は皆素晴らしい型を見せてくれました。

普段の稽古は厳しく。そして大会前は自信を持たせ、良い所を引き出してあげます。選手の気持ちは選手しか分かりません。

水曜日

金町道場を開設してから4年間、道場が終わって深夜に一人でここの夜桜を見に来ています。昼間の桜はもちろん綺麗ですが、夜になると何だか一層綺麗に見えます。シーンと静まり返った夜に物思いにふけってしまいます。

本日の稽古は道場内が暑くなったので扇風機を回しました。何事も我慢が大切です。寒いという言葉だけは頻繁に使ってしまう自分ですが、何を言っても説得力が無くなってしまいますね。暖かくなるとこの言葉も出なくなるので暑い方が好きです。

数ヶ月前に入会し、なかなか話も理解できない3歳の子も、今では先輩のマネを一生懸命にしています。出来るか出来ないかは別として、努力をしている姿に成長を感じます。誰でも可能性はあります。3歳でも70歳を過ぎても遅いということはありません。遅いということはありません。例え遅いと思っても気づいて動いた事は素晴らしいことです。あとはそこから真剣にやり続けること。