指導員ブログ

子供と子どもの違い

2018/01/10(水) 23:14
新しい年を迎え早10日が経ちました。

社会人の方は仕事が始まり、子ども達は給食が始まり通常の生活へと戻りました。



自分は「こども」の事を「子ども」と書いているのに気づいていますでしょか?

本来、「子供」というのが正しい漢字ですが、漢字とひらがなを混ぜて一つの言葉に書き記す事を「交ぜ書き」と言います。

気づいて人もいると思いますが、「こども」や「子ども」と表記する事が世の中には多く用いられらようです。

大人は「お人」や「大とな」とは書きませんね。

理由として、一つはひらがなや交ぜ書きの方が柔らかく感じるという事。

もう一つは、「供」という漢字がお供、すなわち大人の付随物と連想させる為です。(引用)

しかし、「悪党ども」など「〇〇ども」は人を見下す時に使う字でもあるので、ひらがなは良くないという意見もあり、どちらが正しいかはわかりません。

※ちなみに、5月5日は「こどもの日」でひらがなと決まっています。



色々と調べると、漢字もひらがなも交ぜ書きも、どれも間違えではないという事です。



自分は「子ども」をお供えでもなく、大人の付随物ではなく、世界でたった一人の意思を持った一人の人間と思っています。

道場では、ルールやマナーを教え、悪い事は悪いと教え、人に迷惑をかけず、思いやりを持って人に接する事を教えています。

空手や人生において自分は子どもより先輩です。

しかし、それを押し付けるようにして力で言う事を聞かせる事はしません。

時には厳しく言う事もあります。

しかし、そこに愛情やその子のためなると思わなければただの大人のエゴです。

自分には子どもがいないので親として分からないこともあるでしょう。

でも、多くの子どもと接し、多くの保護者の方を見てるからこそ分かることも沢山あります。



子どもに対して、親の思い通りにならないからといって怒ったり叱ったりしていないでしょうか?

時々、自分は反省する時があります。

親や指導者のためではなく、子どもの為の指導や教育をしていくのが本当に子どもの為になるんだと思います。

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