指導員ブログ

空手のイロハ

2017/06/13(火) 22:59
昨日は突きや蹴りの当て方を書きましたが、今日は極真空手に入会して最初に覚える事を書きます。

極真空手はご存知の様に「武道」です。
スポーツと武道の違いは何かと問われますが、スポーツは勝ち負けを競い楽しむもの、武道は本来他人と競うものではなく、自己を高め技や心の技術を磨くものだと自分は思います。
何よりも重んじているものが礼儀、礼節です。
道場に入る時は荷物を置いて入り口でまずは「押忍、失礼します」と行ってから靴を脱いで入ります。帰る際も先生や先輩に挨拶をしてから入り口で「押忍、失礼します」と行って帰ります。
組手の試合では、試合コートに入る時に押忍と言って挨拶。正面に礼、主審に礼、お互いに礼で試合開始。試合後も同じ要領で行ないます。
つまり、1試合するだけで8回も礼と挨拶を行ないます。
それだけ礼儀を大切にするものなのです。

過去に100人組手(1分30秒の組手を連続で100人と行う荒行)を行なった空手家が何十人も相手にたったいるのもやっとな時、目の前で見ていた師範が「苦しい気持ちはわかるけど、挨拶だけはキチンとして下さい」と言いました。
武道をしているものはいついかなる時も礼儀、礼節をおろそかにしてはいけないという事です。
子どもたちには難しい事だと思いますが、この非日常的な事が必ず今の集団生活と将来社会に出た時に必ず役に立ちます。

挨拶は感謝の気持ちが大切です。
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