指導員ブログ

稽古前の食事について

2017/04/22(土) 23:22
今日は、稽古前の食事についてお話します。
通常の稽古(1時間~1時間半)ではあまり激しい稽古はしませんので、稽古前におにぎりやパンなど手軽な炭水化物を摂っておくとよいでしょう。
選手クラスや強化稽古など激しい稽古、2~3クラスを連続で参加する場合は稽古直前にお腹一杯食べるのはやめてください。
稽古前の食事(エネルギー補給)は、「今お腹が空いているのを満たす」のではなく、「動く為(稽古の為)のエネルギーを蓄えておく」が正しい意味なのです。
自動車のガソリンとは違い、ガス欠になってからガソリンを入れてもすぐに動きますが、人間の身体はガソリンというエネルギーになるまで体内で時間がかかるのです。
稽古時間が長い場合や激しい稽古の前は、消化の悪いものやたくさん食べてしまうと、お腹が痛くなったり戻したりしてしまいます。
なにより、稽古中のエネルギーとして意味を成しません。

オニギリやパスタ、パンやうどんなどの高炭水化物はデンプン質なので、非常に動く為のエネルギーになります。
しかも、身体のエネルギーとして持続性があります。
しかし、これらは体の中で消化し、エネルギーになるまで2時間半~3時間かかります。
ですから、運動直前に食べても消化しきれず体調が悪くなりますし、2時間半~3時間後にようやくエネルギーとして役に立しますから意味がありません。

では、稽古の前の食事の仕方は何が一番良いか?
稽古前2時間~3時間前までは、オニギリ、パン、パスタ、うどん等のデンプン質の炭水化物を摂ることがベストです。
稽古前1時時間までしかない場合は、バナナやゼリータイプのドリンク(ウイダーインゼリーなど)、リンゴなどの果物、オレンジジュースなど液体や半固形の高糖質のものは、すぐにエネルギーとして摂取されますので良いでしょう。
稽古前5分程しかない場合や稽古の合間には、スポーツドリンクやチョコレートなどが有効です。

保護者の皆さんは、子供達の稽古に合わせた食事や間食をさせてあげて下さい。


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