指導員ブログ

稽古納め

2017/12/24(日) 21:20
本日は、幼年~大人の道場生合同で「稽古納め」を行いました。

およそ60名の金町道場生が集まり、寒さを吹き飛ばす程の気合いが体育館にこだま しました。



昨年末に行った稽古納めでは、正拳突き1000本、上段前蹴り600本でしたので、今年は上段前蹴りを700本行いました。

上級生にも号令をかけてもらい、非常に元気が良く力強い突き蹴りでした。

そんな一生懸命なみんなの姿を見ていると、嬉しい気持ちになりました。

3歳も、小学生も、中学生も、大人もみんな良くやり切りました。

特に中学生は自覚も持って後輩や年下の子を引っ張っていこうという気持ちが見えました。



なぜ1…1000本突き、700本蹴りをやるのか?

ただ単に一年の締めくくりということだけではなく、大切な意味が込められています。



・やり始めたら最後まで諦めずに全力でやり切る

・無になって一つのことに集中する

・体の硬い力が抜けて、体全体で効率よく技を出す感覚が目覚める



今回、自分も正拳突きが500本程に到達する頃に、腕で打つ感覚こら、背中から腕が遠くに突き抜ける感覚に変わりました。そこから先は、技を出していて筋肉が疲労することはなく、むしろ力強さが増してきました。

もちろん力をむ抜いてしまった人には感じることは出来ません。



きっと全員が、最後までやり切った達成感と満足感で終えることが出来たと思います。





稽古の最後には、先月に行われた昇級審査の合格発表と年間稽古参加日数の表彰を行いました。

年間稽古参加日数の表彰では、幼年、小学生、中学生と部門に分け、各3位まで表彰しました。

総合第1位は、255日の小学生でした。

幼年のクラスに指導のお手伝いをしに来たり、時には3クラス連続で稽古に参加したりと本当に良く頑張りまきた。

環境の関係で稽古に来たくても中々来れない人もいます。

その中でここまで稽古に来るというのは、「継続する力」「努力する力」ということが尊敬に値します。

すべての物事は結果だけをが勝負ではありません。

結果さえよければ満たされるものは欲望だけではないでしょうか?

結果というのは主に形に残ります。

しかし努力というのは形ではなく、自分の中だけにある一生自分を支えてくれる大事なものです。



まだ稽古は27(水)まであります。

中々道場に来れなかったひは、残り少ない稽古日に来れるといいですね。



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