指導員ブログ

みんなの力

2017/01/03(火) 18:36
空手には大きく分けて「組手」と「型」の2つがあります。
両方とも大事なのは下半身の安定です。
沖縄県や鹿児島県では、「ヒルギ」(呼称マングローブ)という植物があります。



これの植物は、浅い水辺の上に何本もの太い根を地面に張り巡らせて、台風などの強い風にも負けないようにしています。
型では、下半身が安定していなければ、バランスが少崩れてしまい上手くいきません。
組手では、どんなに強い突きが打てても下半身を踏ん張っていなければ、自分の突きに負けて力が上手く伝わりません。
道場では、常に足の指で地面を掴むように意識をしてください。

沖縄県といえばもう一つ不思議な木があります。それは「ガジュマル」です。


これも複雑に絡み合った根や幹や枝がお互いを助け合っているように見えます。
人間は、一人では上手く生きていくことが出来ません。
地に足をしっかり踏みつけて、何があっても揺るがぬ様に、足元を見失わぬ様に歩いていかなければいけません。
一人一人がしっかりと意識を持って、みんなが助け合い歩んでいく道場でありたいなと思います。
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