指導員ブログ

指導員の歴史⑫

2017/01/24(火) 21:32
今日は、「指導員の歴史」を昨年の6月ぶりに続きを書きます。
前回は、空手を始めて3年目で黒帯を取得した話をしました。
黒帯になってからは、素手素足で戦う大会に年に4大会程出場していました。大人で3ヶ月に1度というのは今考えるとなかなかハードだったと思います。子供の試合というのはサポーターを付けますが、大人の上級になると防具は一切つけません(金的ガードのみ)。ですから毎回のようにケガをしていました。試合に出るためにはそれなりの稽古もしますから、骨折等のケガを良くしていました。毎年1回は骨折していた記憶がありますね。
大会には多く出場していましたが、やはりなかなか成績を残すことは出来ませんでした。
出場する大会もレベルは高くなりますから、黒帯になってから3年間は入賞することは出来ませんでした。
今思うと、この頃は自分が「頑張っている」と思いこんでいて、稽古も時々サボったりしていました。
結局、努力が足りなかったんですね。

2004年の年末、自分の所属している会派主催の全日本大会に出場したのですが、この頃はイケイケでしたので「俺が優勝するから」などと何の確信の無い自信を持っていました。この頃は道場内でも負けることはなかったので当然だという気持ちでした。
しかし2回戦で勝ち急いでしまい、注意2をとられ判定で負けてしまいました。
相手選手は自分の突きて鎖骨を脱臼し次の試合は欠場しました。
「なんでだよ。勝ってるじゃん。欠場するなら俺に試合をさせろ」などと思って、負けを審判や人のせいにしていました。
この時初めて「もう試合に出るのは辞めよう。現役選手は引退しよう」と思いました。
かなり落ち込みました。
しかし、翌日になり「本気で空手をやろう。本気で練習をしようと」決意しました。
ここから自分の人生は一気に変わりました。この時の決意は並々ならぬものでしたね。
そして翌日すぐに御徒町にある「トレーニングセンターサンプレイ」の門を叩くことになります。

皆さんに伝えたいことは、今の自分に満足する自分が必ずいるという事です。
しかし、努力に多いという事はありません。努力に限界というものはありません。
「今やれる事をやれるだけする」
時間には限りがあります。しかし、本当は時間に限りはないんです。
世界中の人々に時間は平等に与えられています。
そこを無駄に使うか、夢や目標の為に有効に使うかはその人次第です。

つづく・・・


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