金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

昨日は、栃木県真岡市「全日本選抜型大会」が行われました。
この大会では、選抜クラスに出場した上位４名は今年秋に行われる全日本型大会に出場することが出来ます。
選抜クラスではない初級クラスなどに出場した人も、皆この日に向けて必死に稽古をしてきました。

人間は、何か目標を見つけるとそれに向けて努力をします。
もちろん、良い結果を出すために頑張りますが、そこまでの過程にドラマがあり、「人間の美しさ」があります。

それまでは何となく稽古に参加していた子が、道場に来る頻度も増え、型が上手くなろうと必死に練習するようになりました。
そして、日に日に少しずつですが上達していくのがわかります。
「道場以外でも一人で練習しているな・・」と感じます。

３人組で行う団体戦では、メンバーを決める時に一人足りないチームがありました。
そこでチームの２人に、
「一人メンバーが足りないから誰か見つけてきな」と言い、３人がそろいました。
その日から練習を重ね、晴れて昨日、見事優勝することが出来ました。

大会前に体調を崩したり、けがをしたり、それでも最後まで諦めてはいけない。
結果と言うものはドラマの最後に待っています。
そこまで自分がどれだけ密度の濃いドラマを作るのか、それが努力と言うものです。

今回、メダルを貰った人、惜しくもメダルを貰えなかった人、ドラマはまだ終わりではありません。
入賞した人は誰よりも練習し、道場で見本になる努力家になってください。
入賞できなかった人は、今日までの努力を無駄にせず、第二章につなげて良いドラマを作り上げてください。

最後に、出場した道場生の皆さん、引率応援してくれた保護者の皆様お疲れ様でした。



【入賞者】
《個人戦》
優勝 和工田凌駕 （小学１・２年選抜）
３位 中川琴心　　　　　　　〃
３位 山本貫太　　　　　　　 〃

《団体戦》
優勝 中川眞仁・渡辺敬介・武島哲平 （小学生初中級）