金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

3/20（日）は、早朝から新幹線に乗り福島県郡山へ。
小学生の組手団体戦が行われ、審判講習会の指導へ行ってきました。

公私ともにお世話になっている極真会館安斎道場の主催で、交流試合的なレベルだと思っていたら大間違いでした。
計２８チーム、総勢１００名程の選手が集まりレベルの高い戦いとなりました。

金町道場からも１チーム（４人）の選手が出場しましたが、残念ながら初戦敗退となりました。
入賞したチームには、小学生とは思えない程の体格と力、スピード、技術、気持ちの強さがありました。
身体が小さいながらも果敢に攻め、一歩も引かず攻め続けた選手には感動すら覚えました。

大会終了後、師範方と会食をさせて頂き、その中で色々と話を聞かせてもらいました。
私たち選手をやってきた人は、「勝つ」ことだけにこだわらず、そこまでの努力の過程や、見ている人の心に響く空手を見せてやろうと思う気持ちが常にあります。
何をしても「勝つ」という戦いは自己満足の世界になってしまうと考えます。
自分も昔は勝つことに執着していました。
しかし、華麗な組手、倒す組手、拍手を貰える戦いを常に考えながら稽古をし試合をしていました。
選手として経験してきたからこそ皆さんには伝えたいと思います。

勝つことだけにこだわると、ずるがしこさを覚えていきます。
楽を覚えて行きます。
勝てなくなった時にそこで諦めてしまいがちになります。

「勝ち」のその向こうを見つけてください。
大事なものはその向こうにあります。