指導員ブログ

指導員の歴史⑪

2015/06/11(木) 21:15
茶帯(二級)になってからは大会に出る機会が多くなりました。
今日は黒帯になった話をしたいと思います。

私が黒帯になったのは、入門してから3年目でした。
こう言っては失礼ですが、あまり帯の色にこだわりがありませんでした。
もちろん黒帯でも茶帯でもどうでもよかったんです。
しかし、審査を受けるとなったらやはりそれは黒帯です。
当時の師範は厳しかったですね。
毎週一人居残りで、マンツーマンで型を練習させられました。
おかげで今の自分があります。

極真空手には、黒帯になるときの審査で「連続組手」を行ないます。
初段になるときには10人連続、弐段では20人、参段では30人と増えてきます。
それほど極真空手の黒帯は重たいもので、昇段するのが大変なんです。

私の時の10人組手はどうだったかと言うと、実はやらなかったんです。
他の人たちと同じく基本・移動稽古・型・体力テストと行ないましたが、試合が近いという事で免除になりました。
日頃の稽古と、大会の出場数などを見ているから10人組手はやらなくても良いという事でした。

空手を始めて3年目で晴れて黒帯を授与されることとなりました。

3年というのは早いのか遅いのかわかりませんが、ひとつ言えることは「誰でも極真空手の黒帯になれる」という事です。
組手が強いだけでは黒帯になれません。
稽古に沢山参加しているだけでもなれません。
空手の技術、強さ、上手さ、知識、努力、人柄、貢献、年数など色々な事を考慮して昇段試験を受けることを許されます。

私の知っている道場生で、80歳で弐段を取得した方がいます。
年齢を考慮して連続組手は行ないませんでしたが、10数種類の型をみんなと同じく行なったそうです。

皆さんもせっかく始めた空手です。
色々な障害も出てくるでしょうが、長く続けていれば必ず黒帯は取れます。
目標を高く持って頑張ってください。
 
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