指導員ブログ

理想の空手家

2015/04/14(火) 20:49
私は極真空手を始めて16年が経ちました。
世間一般では、「空手をやっているのなら、強くなくてはいけない」と言うことが言われると思います。
当然、その通りだとは思います。

しかし、私には「こうでなければいけない」という理想の空手家像があります。

・礼儀正しく、人にやさしく、思いやりを持てる人であること。
これは、年齢の違う人たちと、団体で稽古をする中で身について来るものです。
強いだけではいけないという事です。

・全ての蹴り技・突き技も、基本稽古も、型も、組手も空手の全てが上手であること。
これは、当たり前なことだと思いますが、組手だけが強ければ良いという選手はたくさんいます。
しかし、稽古の中で行っていることは全てが必要なことなのです。
極真空手の創始者が作ったものですから間違えありません。
使えないと思うのではなく、使えるように努力をしなければいけません。

・空手以外でも一番であること。
昔、「空手バカ」という言葉がありました。
良い意味では空手一筋という事ですが、言い換えれば空手以外はダメという事になるかもしれません。
空手をやっている人は、走っても一番、力も一番、腹筋も腕立て伏せも他のスポーツ選手には負けないように、勉強も出来て何でも人よりも上である方がいいですね。
それが全て空手につながるのです。

・組手は「強く」ではなく「上手く」
試合では勝負ですから勝たなくてはいけません。
しかし、勝つだけでは人を感動させることは出来ません。
華麗な技で華麗な組手をし、魂を入れて最後まで諦めずに戦う。
私はそんな人に感動してもらえるような組手を目指して今まで試合をしてきました。
今まで出来たかどうかはわかりませんが・・・

これらは自分にとって永遠の目標です。

皆さんも何でもできる道場生を目指してください。




 
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