金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

今日は代々木で昇段審査会が行なわれました。
イラン、チリの支部も含め20名程が受審しました。

まず最初にウォーミングアップでスクワットを100回×3種、道場生を肩車してスクワットを30回、騎馬立ちの状態で後ろから腿の上に人を乗せたまま2分間。
間髪入れずに基本稽古を各20本づつ、移動稽古をすべて行い、そのまま型太極1～平安Ⅴ・安三・撃砕大・撃砕小・突きの型・最破・三戦・転掌と17個の型を休むことなく行ないました。
次に、一人づつ前に出てやりたい型を一つだけ披露しました。
自分は4番目で「観空」という型を行なうつもりでしたが、前の2人が「観空」をやりましたので急きょ「十八（セイパイ）」という型に変更しました。
同じ型は見ている人が面白くありませんし、何よりも人と同じことをやるのが嫌いな性格ですから、あえて蹴りやバランスの難しい型を選びました。
おかげで最後だけちょっと間違えてしまいましたが。

10分の休憩をはさみ、最後は組手を行ないました。
時間の関係で1対1の3分1回勝負を行ないました。
自分の相手は、いつものように身長も体重も1周り大きな選手と戦いました。
172cm、85kgくらいでしょうか。
どちらかに勝ちを決めるとのことでしたが、この試合はなぜか「引き分け」でした。

全ての項目が終わり会場を後にしようとしたら、チリの選手団から
「ナイス　ファイター！」
と言われ写真を一緒に取ってくれと。
「アイム　ノー　ナイスファイター」
と言いましたが・・・
色んな人との交流は楽しいし大事です。

先日の全日本大会でも色々なトラブルが雨あられのように降りかかってきましたが、空手の試合のように打たれ強くなくてはいけないし、そんな中でも前に攻めていかなくては勝てません。
人生そのものです。

（審査会場）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（彼と戦ったわけではありません）