指導員ブログ

保護者の方々にお願いします

2015/10/28(水) 23:51
最近、道場の前での保護者のマナーが良くないと近隣から苦情が来ております。
稽古の終わる時間が遅くなり皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。
しかし、自転車の停め方や道路にはみ出ての見学は周りから見れば邪魔に思われても仕方ありません。

先日、メールでも皆さんにはお知らせいたしましたが、「マナー」や「モラル」というのは罰則があるようなものではありません。一人一人が周りを感じ、人を思いやり、他人が迷惑と感じたり、他人が不愉快と感じることは決して良い事とは言えません。

自分は道場内で子供たちには人として、金町道場生として、日本に住んでいる人として話をします。
「周りを感じてください。相手がどう思っているか感じてください。人に迷惑をかけてはいけません。」

例えば、他の道場生が型をやっている時に周りに座ってている人が話をしていたら、本人は楽しいでしょうが型をやっている人は集中できません。
更衣室で座って飲み物を飲みながらのんびりとしてサポーター類を付けるのを遅い人がいます。
先にサポーター類を付けて正座をして待っている人は、その最後の人がつけ終わるまで待っていなければいけません。
相手の立場に立って、自分に置き換えればそれが良い事ではないというがわかってきます。
自分はいいけど、人の事はどうでもいいやと思ってはいませんか?

自転車をきれいに並べて停めれば、次に来る人が停めやすいでしょう。
下駄箱に靴をきれいにそろえておけば、次の人も置きやすいでしょう。
みんなが使ったヘッドガードを拭けば、次に使う人も気持ちが良いでしょう。
「誰が」ではないのです。「人が」ではないのです。
最近は自分が言わなくても、自ら下駄箱を整理してくれる子がいます。
自らヘッドガードを拭いてくれる子がいます。
自らトイレ掃除をしてくれる子がいます。

この教育は間違っているのでしょうか?

保護者の方の行動を見て子供がこう聞いてきました。
「先生、外で大きな声でしゃべっちゃいけないんですよね?うるさいですよ。」
「自転車ってなるべく道路にはみ出しちゃいけないんですよね?」
この子供が言った事は正しいと思います。

子供は親の良いところも悪いところも真似をします。
出来ることならば、良いところだけを真似してもらうような「見本」になって頂きたいと思います。
子供達は「感じる力」を持ち始めました。
「他人を思いやる優しい心」が芽生えてきました。

子供たちの為に「ルール」や「マナー」や「モラル」を守って頂きたいと思います。
どうかご協力宜しくお願い致します。
 
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