金町空手道場は東京都葛飾区の極真空手道場です。

遅くなりましたが、2015年もスタート致しました。
道場生の皆さんにとっても、金町道場にとっても、飛躍の年であってほしいと思います。

今年は、道場生の皆さんにとって色々なイベントがあります。
昇級審査会、組手・型の大会出場、合宿などを行ないます。
そして、新しい道場生も増えてくれば皆さんは「先輩」となり、「後輩」の面倒を見ながら見本にならなければなりません。
そのためには、毎日の稽古に自覚を持って挑み、常に自分を高めていかなければいけません。

学校や社会の中で生きていく為に、時には自分の欲求を抑えなければいけません。
その中でも一番大切なのは「我慢」だと思います。

嫌な事や、苦しい事があっても我慢しなければいけない。
何か目標を見つけたら、それを達成するためにやりたい事を我慢しなければいけない。

空手の稽古では、キツイ事や苦しい事もあります。
基本・移動稽古や型で思う様に出来なかったり、組手で相手にやられてしまったりいい事ばかりではありません。

しかし、そこで辛い現実から決して逃げないでください。
決して諦めないでください。

自分も空手人生の中で多くの苦しみや挫折を経験しました。
そして、これからも経験していくでしょう。

目の前に大きな壁が立ち塞がり、絶望の淵に立たされた時、人間は底力を発揮します。
その根底にはとてつもない悔しさがあり、そこから這い上がるために人は行動に移します。
前へ前へと進み、あの悔しさや惨めさから逃げてやろうと努力をします。

その為には、決して諦めずに「我慢」することです。
諦めなければ何とかなります。
我慢すれば道は開きます。

自分は空手の中で、この事を学び習得しました。

子供達も一般道場生の皆さんも、せっかく出会った空手です。
空手から嫌なことも、辛いことも、喜びや悲しみも、色々体験して学校生活や社会に生かしてください。

失敗は決して失敗ではありません。
成功になる為の経験ですから。